【リスニング対策】TOEIC 900点の勉強法とおすすめ教材
今回は少し前に受けたTOEICで900点を取った時のリスニング勉強法について共有したいと思います。
初めて受けた時、リーディングよりリスニングで思うように結果が出なかったので、点数を伸ばすための対策をすることとなりました。私は語学はゆっくりとコツコツ伸ばしていくものだと考えているので、目先の点数を上げるために頑張るのは気に入らないのですが、就活等で点数の記載を求められることもあり、一旦理想は置いておいて真剣にどうやったら点数が伸びるかを考えることにしました。
多くのTOEIC受験者が勉強時間やスコアアップまでの時間に制限がある中、効率的に点数を上げる方法を探しているのではないかと思い、私の取り組んだ対策を簡単にまとめてみます。
初めて受けた時、リーディングよりリスニングで思うように結果が出なかったので、点数を伸ばすための対策をすることとなりました。私は語学はゆっくりとコツコツ伸ばしていくものだと考えているので、目先の点数を上げるために頑張るのは気に入らないのですが、就活等で点数の記載を求められることもあり、一旦理想は置いておいて真剣にどうやったら点数が伸びるかを考えることにしました。
多くのTOEIC受験者が勉強時間やスコアアップまでの時間に制限がある中、効率的に点数を上げる方法を探しているのではないかと思い、私の取り組んだ対策を簡単にまとめてみます。
状況理解の問題
この部分は高校生や大学生でTOEICを受けている人がいたら特に意識していただきたいです。初回のTOEICを受けた時改めて「やはりこれはビジネスシーンを想定した英語のテストだな」と思いました。電話対応や会議、プレゼンテーションなどはまだ理解がしやすいのですが、在庫管理とか研修になってくると体感したことがないので理解に至るまでに一瞬読み込みの時間が挟まれていたのです。社会人の方にとっては基本であろう仕事の流れ、指示、イベント等がデフォルトして脳内に組み込まれていないので、英語を聞くことに加えて状況の理解に時間がかかっていることに気づきました。だから教材に取り組む際にも英語の復習に加えて状況にも注目し、本当にそこで何が起きているのか理解できるかということを考えました。たとえば、教材で在庫についての状況が出題されたら、物流の大枠をネットで調べたりしていました。深掘りすぎるとTOEICには関係ないところまで行ってしまいますが、実際ビジネスで英語を使うとなったら業界の細かい専門用語なども覚えていかなければならないと思うので、大学生でも勉強しておいて損はないと思います。試験形式との戦い
試験形式への対策にもスコアアップの余地があると考えました。TOEICの特徴はとにかく問題数が多いこと。一方で試験形式は変わらないので、各問題を一番効率良く方法を身につけて試験会場に行かなければ損です。いくら足が早くても知らない学校の中で校内鬼ごっこをするのは不利ですよね。(例えが小学生ですんません)まず大枠を掴むために以下の動画を見ました。もりてつ先生は英語の試験界隈では超有名なので知っている人も多いと思います。少し長いですがためになります。
TOEICの勉強を始めたばかりという方はこの動画を見るだけでも点数が上がると思います。資格試験においてあなたの英語力は「試験形式」という制限の中で測られるからです。
またパート3、4で私が意識的に練習したのは先読みです。やはり先に選択肢を読んである程度想像しておくのとそれをしないのでは、雲泥の差があります。詳しい方法について疑問がある方は、いろんな人が説明しているので探してみてくださいね。私としてはシンプルに次の問題が始まる前に全ての選択肢を読んで、大体のストーリを予想するということをやっていました。
使用した教材
今回のリスニング対策にあたって私が使用した教材は3種類です。
まず一つ目は公式TOEIC Listening & Reading 問題集 10です。
まず一つ目は公式TOEIC Listening & Reading 問題集 10です。
ど定番なので紹介するまでもないと思いますが、やはり試験感をつかむためには必須かなと思います。リーディングも合わせてやりました。
二つ目はこちらのTOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リスニング。
とにかく問題数を積んで、試験形式に慣れるために使用しました。この教材には5回分の模試がリスニングのみ含まれています。解説も詳しく、全部解き終わった時には必須語彙を始め、リスニング問題であるあるの状況、自分がしやすいミス等が分かるようになっていたので総合的にTOEICのリスニングに対応する力が上がったと実感しました。
三つ目はTOEIC鬼の変速リスニング。こちらはシリーズで出ていて、1冊目がとても良かったので2冊目もやってしまいました。パート3、4の集中特訓教材です。
この教材は簡単に言うと、いろんな速さ(0.75、1、1.5、2, 2.5倍速)のリスニング音声を用いてリスニング力アップを狙うものです。個人的にはかなり疑ってかかったのですが、やってみるとかなり効果がありました。ラジオ形式(?)で3人の講師が都度発音や問題について解説してくれるのでTOEICの形式に慣れるという意味でも、リスニング力の底上げにも役立ったと思います。詳しい説明は教材の冒頭でもされますが、重要なのは自ら発音してみること。こちらは900点を目指す人だけでなく、全てのリスニング力アップを目指す方にお勧めできる教材です。さらに言うとこの教材で使われているメソッドは、身につければ速度を変えることでどんな英語の音声にも応用できるので、超便利です。
まとめ
TOEICの試験は英語力×形式理解の総合力での勝負です。英語力はそう簡単には伸びませんが、形式の理解と試験への対応力は一日一日着実に伸ばすことができます。演習を通じて形式に慣れ、工夫して復習しながら対策していきましょう!
